「お悔やみ申し上げます」は、故人を失った方に対して哀悼の意を伝える、丁寧な弔意表現です。
一般的には失礼な言い方ではありませんが、使う場面や相手との関係によっては、適切でない場合もあります。
この記事では、「お悔やみ申し上げます」の意味を整理したうえで、使ってよいケース・避けた方がよいケース、適切な言い換え表現を解説します。
「お悔やみ申し上げます」の意味
「お悔やみ申し上げます」とは、相手の悲しみに寄り添い、哀悼の気持ちを丁寧に伝える表現です。
- 「悔やむ」:死を悲しみ、残念に思うこと
- 「申し上げます」:謙譲的で丁寧な言い回し
そのため、基本的には丁寧で失礼にあたらない表現とされています。
使ってよい場面
① 弔電・手紙・メール
- 文面で気持ちを伝える場合
- 相手と一定の距離がある場合
例
このたびはご逝去の報に接し、心よりお悔やみ申し上げます。
② 仕事関係・取引先
- 会社関係者
- 取引先・上司・同僚の家族
例
ご尊父様のご逝去を知り、謹んでお悔やみ申し上げます。
注意が必要な場面
① 直接会って伝える場合
対面で「お悔やみ申し上げます」と言うと、やや形式的・硬い印象になることがあります。
この場合は👇が自然です。
- 「このたびは本当に残念でした」
- 「心よりお悔やみ申し上げます」(※可だが丁寧すぎる場合あり)
② 親しい間柄
家族・親しい友人には、形式的な表現より 気持ちをそのまま伝える言葉が好まれることもあります。
「ご冥福をお祈りします」との違い
よく混同される表現に「ご冥福をお祈りします」があります。
- お悔やみ申し上げます
→ 遺族に向けた言葉 - ご冥福をお祈りします
→ 故人に向けた言葉
使い分けを誤ると、意図が正しく伝わらない場合があります。
👉 詳しくは
「ご冥福をお祈りします」の意味と使い方
の記事で解説しています。(準備中)
よくある誤解・注意点
❌ どんな場面でも万能ではない
- 口頭でカジュアルな場
- 親しい関係
では、やや不自然になることがあります。
❌ 形式だけで使う
定型文として使うと、気持ちが伝わらない印象になることも。
一言添えると丁寧です。
失礼にならない言い換え表現
- 心よりお悔やみ申し上げます
- 謹んで哀悼の意を表します
- このたびは本当に残念でした
状況や相手に応じて使い分けましょう。
まとめ
- 「お悔やみ申し上げます」は基本的に使ってよい表現
- 文面・仕事関係では特に適している
- 親しい間柄や対面では、言い換えも検討するとよい
- 「ご冥福をお祈りします」とは対象が異なる
言葉選びに迷ったときは、形式よりも「相手への配慮」が最優先です。
