ビジネスメールでよく迷うのが、
- お願いできますでしょうか
- お願いしてもよろしいでしょうか
どちらも丁寧ですが、意味・使う場面・相手への配慮の方向性が微妙に違います。
この記事では、「どっちを使えばいいか」で迷わなくなるように解説します。
結論|違いは「お願いの焦点」
| 表現 | 焦点 | ニュアンス |
|---|---|---|
| お願いできますでしょうか | 相手の対応可否 | 行動してもらえるか |
| お願いしてもよろしいでしょうか | 自分の行動許可 | お願いしていいか |
👉 目的が違うのが最大のポイントです。
「お願いできますでしょうか」の意味と使い方
意味
相手に
👉「それをしてもらうことは可能ですか?」
と 対応可否を確認する表現。
使う場面
- 依頼したい内容が明確
- 相手に作業・対応を求める
- 社外・上司向けでもOK
例文
お手数ですが、
本件につきご確認をお願いできますでしょうか。
恐れ入りますが、
資料のご提出をお願いできますでしょうか。
「お願いしてもよろしいでしょうか」の意味と使い方
意味
👉「お願いすること自体が問題ないか」を確認する表現。
使う場面
- 初めての依頼
- 相手の負担が大きい内容
- より慎重・控えめに頼みたいとき
例文
差し支えなければ、
一点お願いしてもよろしいでしょうか。
お忙しいところ恐縮ですが、
ご相談をお願いしてもよろしいでしょうか。
丁寧さの違いはどちらが上?
結論:
👉 「お願いしてもよろしいでしょうか」の方が柔らかい
理由:
- 相手に判断権を委ねている
- クッション効果が高い
- 心理的負担が少ない
ただし、回りくどくなる場合もあるため使い分けが重要です。
【シーン別】正しい使い分け例
社外・通常業務
ご確認をお願いできますでしょうか。
社外・初依頼/負担大
恐れ入りますが、
一度ご確認をお願いしてもよろしいでしょうか。
社内・上司
本件につき、ご判断をお願いできますでしょうか。
どちらを使うか迷ったときの判断基準
次の3点で決めると失敗しません。
① 相手に「作業」を頼む?
→ お願いできますでしょうか
② お願いすること自体が重い?
→ お願いしてもよろしいでしょうか
③ メールを簡潔にしたい?
→ お願いできますでしょうか
よくあるNG例
❌ 1文の中で両方を混ぜる
❌ 軽い依頼に「お願いしてもよろしいでしょうか」を多用
❌ 指示メールで使う(優柔不断に見える)
まとめ|目的で使い分ければ迷わない
- 行動してほしい → お願いできますでしょうか
- お願いしていいか確認 → お願いしてもよろしいでしょうか
この違いを押さえるだけで、ビジネスメールの丁寧さと分かりやすさが両立します。
言い換え表現も覚えておくと便利
- ご確認いただけますと幸いです
- ご対応をお願いいたします
- 差し支えなければご確認ください
👉「ご確認いただけますと幸いです」の正しい使い方(準備中)
👉「ご対応ください」の言い換え表現と使い分け方法(準備中)
