「有志一同」と「一同」の違いとは?意味と正しい使い分け

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葬儀・弔事の言葉

香典や退職祝い、送別品などを複数人で用意するとき、「有志一同」と「一同」のどちらを使えばよいのか迷うことがあります。

どちらも複数人をまとめて表す言葉ですが、参加者の範囲が異なります。

部署や団体に所属する全員が参加している場合は「一同」、一部の希望者だけが参加している場合は「有志一同」と表記するのが基本です。

この記事では、「有志一同」と「一同」の意味や違い、香典や贈り物での正しい使い分けを具体例とともに解説します。

香典を有志一同で包む際の別紙名簿を作成する場合は、次の記事もあわせてご覧ください。
香典の有志一同リスト無料テンプレート|別紙名簿の書き方・記入例

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  1. 「有志一同」と「一同」の違い
    1. 部署全員が参加する場合は「一同」
    2. 一部の希望者だけが参加する場合は「有志一同」
  2. 「有志一同」の意味
    1. 「有志」が表す意味
    2. 「有志一同」が使われる場面
  3. 「一同」の意味
    1. 「一同」が表す範囲
    2. 全員参加でない場合は使わない
  4. 「有志一同」と「一同」の正しい使い分け
    1. 全員が参加しているかで判断する
    2. 1人でも不参加者がいる場合の考え方
    3. 少人数の場合は連名も検討する
  5. 香典での「有志一同」と「一同」の書き方
    1. 部署全員から香典を出す場合
    2. 部署の一部から香典を出す場合
    3. 代表者名を記載する場合
    4. 参加者名は別紙名簿に記載する
  6. 贈り物や記念品での使い分け
    1. 全員からの贈り物は「一同」
    2. 希望者からの贈り物は「有志一同」
  7. 「有志一同」と「一同」の例文
    1. 「一同」を使う例文
    2. 「有志一同」を使う例文
  8. 間違いやすい使い方と注意点
    1. 一部しか参加していないのに「一同」と書く
    2. 全員参加なのに「有志一同」と書く
    3. 差出人名に「様」を付ける
    4. 参加者名を記録しない
  9. 「有志一同」と「一同」に関するよくある質問
    1. 部署のほとんどが参加した場合は「一同」でよいですか?
    2. 参加を断った人が1人だけでも「有志一同」ですか?
    3. 「〇〇部一同」と「〇〇部社員一同」はどちらが正しいですか?
    4. 有志一同の代表者名は必要ですか?
    5. 「有志一同」と書けば別紙名簿は不要ですか?
  10. まとめ
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「有志一同」と「一同」の違い

「有志一同」と「一同」の違いは、そのグループに所属する全員が参加しているかどうかです。

「一同」は、部署や団体などに所属する全員が参加している場合に使います。

「有志一同」は、全員ではなく、趣旨に賛同した一部の希望者だけが参加している場合に使います。

たとえば、営業部に20人が所属しているとします。

20人全員で香典を出す場合は、「営業部一同」と表記します。

一方、20人のうち参加を希望した12人だけで香典を出す場合は、「営業部有志一同」と表記します。

部署全員が参加する場合は「一同」

部署や団体に所属する全員が費用を出し合っている場合は、「一同」を使用します。

主な表記例は、次のとおりです。

・営業部一同
・総務部一同
・社員一同
・スタッフ一同
・親族一同
・友人一同

「一同」には、その集団に属する人が全員そろって参加しているという意味があります。

そのため、参加していない人がいるにもかかわらず「営業部一同」と書くと、実際の参加状況と表記が一致しません。

一部の希望者だけが参加する場合は「有志一同」

部署や団体の全員ではなく、趣旨に賛同した一部の人だけが参加している場合は、「有志一同」を使用します。

主な表記例は、次のとおりです。

・営業部有志一同
・株式会社〇〇有志一同
・〇〇課有志一同
・友人有志一同
・同級生有志一同

「有志」とは、ある目的や趣旨に賛同し、自ら進んで参加する人を意味する言葉です。

参加が任意で、希望者だけがお金を出し合った場合は、「有志一同」とするのが適切です。

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「有志一同」の意味

「有志一同」とは、ある目的や趣旨に賛同し、自発的に参加した複数人をまとめて表す言葉です。

会社や部署、学校、地域団体などに所属する全員ではなく、その中から参加を希望した人だけが集まった場合に使われます。

「有志」が表す意味

「有志」には、特定の目的に関心を持ち、その趣旨に賛同して自ら参加する人という意味があります。

会社や団体から参加を義務付けられた人ではなく、本人の意思によって参加した人を表します。

たとえば、部署内で香典を募り、参加するかどうかを各自に任せた場合、実際に費用を出した人たちが「有志」にあたります。

「有志一同」が使われる場面

「有志一同」は、次のような場面で使われます。

・職場の一部の人で香典を出すとき
・希望者だけで退職者への記念品を贈るとき
・賛同者だけで結婚祝いや出産祝いを贈るとき
・同級生の一部で花や贈り物を手配するとき
・地域やサークルの希望者で寄付をするとき

いずれの場合も、グループの全員が参加しているわけではないことが共通しています。

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「一同」の意味

「一同」とは、その場や集団にいる人々の全員をまとめて表す言葉です。

部署全員、会社の社員全員、家族全員など、一定の範囲に属する人がそろって参加している場合に使用します。

「一同」が表す範囲

「一同」が表す範囲は、その前に付ける組織名やグループ名によって決まります。

・営業部一同:営業部に所属する全員
・社員一同:会社の社員全員
・スタッフ一同:スタッフ全員
・親族一同:親族全員または親族を代表するまとまり
・友人一同:友人グループ全員

「〇〇一同」と記載すると、受け取る側は、原則として「〇〇に所属する全員からのもの」と受け取ります。

全員参加でない場合は使わない

部署内に不参加者がいる場合は、「営業部一同」という表記を避けるのが基本です。

実際に参加したのが一部の人だけであれば、「営業部有志一同」と表記します。

参加者が少ない場合は、「有志一同」とまとめず、参加者全員の氏名を連名で書く方法もあります。

「有志一同」と「一同」の正しい使い分け

どちらを使うか迷った場合は、参加者の範囲を確認しましょう。

判断基準は、次のとおりです。

・所属者全員が参加している場合:一同
・一部の希望者だけが参加している場合:有志一同

全員が参加しているかで判断する

部署内で全員から一律に費用を集め、部署全体として香典や贈り物を用意した場合は、「部署名+一同」とします。

参加希望者を募り、賛同した人だけがお金を出した場合は、「部署名+有志一同」とします。

参加人数が多いか少ないかではなく、対象となる人が全員参加しているかどうかで判断することが重要です。

1人でも不参加者がいる場合の考え方

原則として、対象となるグループ内に不参加者がいる場合は、「有志一同」と表記するのが正確です。

たとえば、営業部20人のうち19人が参加した場合でも、全員参加ではないため「営業部有志一同」とします。

ただし、休職者や長期不在者などを参加対象に含めるかどうかは、職場のルールや取り決めによって異なります。

少人数の場合は連名も検討する

参加者が2人や3人程度の場合は、「有志一同」とまとめず、全員の氏名を連名で記載する方法があります。

誰が参加したのかが分かりやすいため、表面に書ける人数であれば、個人名を記載するのが親切です。

参加者が多く、全員の氏名を書ききれない場合は、「有志一同」や代表者名を使い、別紙に参加者名を記載します。

香典での「有志一同」と「一同」の書き方

香典を複数人で包む場合も、参加者の範囲によって表記を使い分けます。

部署全員から香典を出す場合

部署に所属する全員が香典を出す場合は、次のように記載します。

株式会社〇〇
営業部一同

会社名を入れる場合は、部署名やグループ名よりも小さめに記載します。

勤務先が明らかな場合は、「営業部一同」のみでも構いません。

部署の一部から香典を出す場合

部署内の希望者だけで香典を出す場合は、次のように記載します。

株式会社〇〇
営業部有志一同

「営業部一同」と書くと、営業部全員が参加しているように見えます。

不参加者がいる場合は、「有志」を入れて実際の参加状況が分かるようにしましょう。

代表者名を記載する場合

香典の取りまとめ役がいる場合は、代表者名を記載する方法もあります。

表面には「営業部有志一同」と記載し、香典袋の裏面や別紙に「代表 山田太郎」と記載します。

代表者名が分かれば、遺族が問い合わせやお礼の連絡をする際にも困りません。

参加者名は別紙名簿に記載する

「有志一同」や「一同」として香典を包む場合は、誰が参加したのか分かるように、別紙名簿を同封するのが望ましいでしょう。

別紙には、一般的に次の項目を記載します。

・参加者の氏名
・住所
・包んだ金額
・会社名や部署名

遺族が香典返しやお礼状を用意する際に必要になるため、氏名だけでなく住所や金額も分かるようにしておくと親切です。

別紙名簿の詳しい書き方や記入例は、次の記事で紹介しています。
香典の有志一同リスト無料テンプレート|別紙名簿の書き方・記入例

贈り物や記念品での使い分け

「有志一同」と「一同」は、香典だけでなく、退職祝い、結婚祝い、出産祝い、送別品、開店祝いなどでも使用できます。

全員からの贈り物は「一同」

部署やグループの全員で贈り物を用意した場合は、次のように表記します。

・営業部一同
・社員一同
・スタッフ一同
・〇〇サークル一同

メッセージカードでは、「営業部一同より、これまでの感謝を込めて」のように使用できます。

希望者からの贈り物は「有志一同」

希望者だけで贈り物を用意した場合は、次のように表記します。

・営業部有志一同
・社員有志一同
・友人有志一同
・同級生有志一同

参加していない人も所属するグループ名を使う場合は、「有志」を付けることで、全員からの贈り物ではないことを明確にできます。

「有志一同」と「一同」の例文

実際の場面で使える例文を紹介します。

「一同」を使う例文

・営業部一同より、心ばかりの品をお贈りいたします。
・社員一同、心よりお悔やみ申し上げます。
・スタッフ一同、今後のご活躍をお祈りしております。
・親族一同、謹んでお礼申し上げます。

「有志一同」を使う例文

・営業部有志一同より、感謝の気持ちを込めてお贈りします。
・社員有志一同、心よりお悔やみ申し上げます。
・友人有志一同より、結婚のお祝いを申し上げます。
・同級生有志一同で、記念品を用意いたしました。

間違いやすい使い方と注意点

「有志一同」と「一同」は意味が似ているため、実際の参加状況と異なる表記をしてしまうことがあります。

一部しか参加していないのに「一同」と書く

最も多い間違いは、部署の一部しか参加していないにもかかわらず、「営業部一同」と書くことです。

「一同」は、原則としてその部署やグループの全員を表します。

一部の参加者だけで用意した場合は、「営業部有志一同」と記載しましょう。

全員参加なのに「有志一同」と書く

部署全員が参加している場合に「有志一同」と書くと、一部の希望者だけが参加しているように見えます。

全員からの香典や贈り物であることを伝えたい場合は、「営業部一同」などと記載します。

差出人名に「様」を付ける

自分たちを差出人として記載する場合、「営業部有志一同様」のように「様」を付ける必要はありません。

差出人欄には、「営業部有志一同」または「営業部一同」と敬称なしで記載します。

参加者名を記録しない

「有志一同」とだけ記載し、参加者の氏名や金額を残していないと、受け取った側が誰から受け取ったのか確認できません。

特に香典では、香典返しやお礼状の手配に影響するため、別紙名簿を用意しておきましょう。

「有志一同」と「一同」に関するよくある質問

部署のほとんどが参加した場合は「一同」でよいですか?

部署のほとんどが参加していても、不参加者がいる場合は「有志一同」とするのが正確です。

参加率ではなく、対象となる人が全員参加しているかどうかで判断します。

参加を断った人が1人だけでも「有志一同」ですか?

原則として、1人でも参加していない人がいる場合は「有志一同」が適切です。

ただし、休職者や長期不在者などを参加対象に含めるかは、職場の取り決めによって異なります。

「〇〇部一同」と「〇〇部社員一同」はどちらが正しいですか?

どちらでも意味は伝わりますが、一般的には「〇〇部一同」のほうが簡潔です。

部署名だけでは誰の集まりか分かりにくい場合は、「〇〇部社員一同」や「〇〇部職員一同」と記載しても構いません。

有志一同の代表者名は必要ですか?

代表者名は必須ではありません。

ただし、取りまとめ役や連絡先を明確にするため、香典袋の裏面や別紙に代表者名を記載することがあります。

「有志一同」と書けば別紙名簿は不要ですか?

香典の場合は、別紙名簿を用意するのが望ましいでしょう。

「有志一同」だけでは、個々の参加者や金額が分からず、遺族が香典返しやお礼状を準備する際に困る可能性があります。

まとめ

「有志一同」と「一同」の違いは、グループに所属する全員が参加しているかどうかです。

部署や団体の全員が参加している場合は、「営業部一同」などと表記します。

一部の希望者や賛同者だけが参加している場合は、「営業部有志一同」と表記します。

香典を「有志一同」や「一同」で包む場合は、受け取った方が参加者を確認できるように、氏名、住所、金額を記載した別紙名簿を同封しましょう。

香典用の別紙名簿をすぐに作成したい場合は、次の記事をご利用ください。
香典の有志一同リスト無料テンプレート|別紙名簿の書き方・記入例

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