体調が悪い人にかける言葉として定番の
「お大事になさってください」
丁寧な表現ですが、いざ使うとなると
- 目上の人に使って失礼じゃない?
- メールでどう書けばいい?
- 「お大事に」との違いは?
- 風邪じゃなくても使える?
と迷いがちな言葉でもあります。
この記事では、「お大事になさってください」の意味・正しい使い方・例文テンプレを中心に、
NG例・言い換え・「ご自愛ください」との使い分けまでまとめて解説します。
「お大事になさってください」の意味とは?
お大事になさってくださいとは、
✅ 体調や健康を大切にして、無理せず休んでください
✅ 早く良くなりますように(回復を願う気持ち)
という意味の、相手を気遣う丁寧な表現です。
簡単に言い換えると、
👉 「無理しないでくださいね」
👉 「ゆっくり休んでください」
の“敬語版”というイメージです。
目上に使える?結論:使える(丁寧で失礼ではない)
結論から言うと、
✅ 「お大事になさってください」は目上に使ってOKです。
上司・取引先・先生など、目上の人にも使える丁寧表現です。
ただし、文章の状況によっては、もう一段丁寧にすると安心です。
✅ より丁寧にするなら
- どうぞお大事になさってくださいませ。
- くれぐれもお大事になさってください。
このあたりが鉄板です。
「お大事に」との違い|敬語レベルが違う
よく使われる「お大事に」との違いはこうです。
✅お大事に
- 口語(会話)でよく使う
- 丁寧だが短い
- 同僚・友人・家族にも使いやすい
✅お大事になさってください
- 文面(メール)でも丁寧に使える
- 目上にも安心
- やや改まった印象
つまり、
✅ 迷ったら「お大事になさってください」が無難です。
「お大事になさってください」はどんな時に使う?
使うべきタイミングは、基本的にこれです。
✅ 相手がすでに体調不良(風邪・発熱・腹痛など)
✅ 病気やケガで休んでいる
✅ 通院・入院している
✅ 疲れている・無理をしていそう(※軽めに)
ポイントは、
👉 「予防」ではなく「回復を願う」場面で使う ということです。
「ご自愛ください」との違い|使い分けはここが重要
混同されやすいので整理します。
✅ご自愛ください
- 元気な人向け(予防)
- 季節の挨拶や結びに強い
- 「体調に気をつけて」の意味
✅お大事になさってください
- 体調が悪い人向け(回復)
- 病気・ケガのときに自然
- 「無理せず休んで」の意味
迷ったらこれでOKです👇
✅ 元気な人 → ご自愛ください
✅ 体調が悪い人 → お大事になさってください
👉「お大事になさってください」と迷いやすい「ご自愛ください」の使い分けは、こちらで詳しく整理しています。→ ご自愛くださいの意味と使い方|目上に使える?言い換えも解説
【コピペOK】ビジネスメール例文(上司・取引先)
✅例文1:上司が体調不良で休んでいるとき
体調を崩されたと伺いました。
どうぞお大事になさってくださいませ。
まずは取り急ぎご連絡まで申し上げます。
✅例文2:取引先が体調不良(返信が遅いなど)
ご体調が優れないとのこと、承知いたしました。
どうぞご無理なさらず、お大事になさってください。
ご返信は回復されてからで問題ございません。
✅例文3:ケガ・通院の話を聞いたとき
お怪我をされたと伺い、大変驚いております。
くれぐれもお大事になさってくださいませ。
✅例文4:会議欠席の連絡が来たとき(社内)
本日はご欠席とのこと承知しました。
どうぞお大事になさってください。
必要事項は後ほど共有いたします。
【コピペOK】LINE・会話で使う例文(やわらかめ)
丁寧すぎるのが不自然な場合は、これが自然です。
- お大事にね
- 無理しないでね
- 今日はゆっくり休んでね
- 早く良くなってね
親しい相手なら、短い方が気持ちが伝わります。
「お大事になさってください」のNG例(やりがち注意)
❌NG例1:元気な人に季節の挨拶として使う
寒い日が続きますので、お大事になさってください。
👉 間違いではないですが、相手が病気っぽく見えるため不自然です。
この場合は「ご自愛ください」が自然。
❌NG例2:「お体を大事になさってください」(言い方が崩れる)
お体を大事になさってください。
👉 伝わりますが、少し不自然です。
定型としては「お大事になさってください」が綺麗です。
❌NG例3:謝罪メールで急に入れてしまう(温度差)
この度は誠に申し訳ございませんでした。お大事になさってください。
👉 謝罪のトーンと混ざると違和感が出ることがあります。
体調不良が絡む話題ならOKです。
もっと丁寧に言いたいときの言い換え(おすすめ)
「お大事になさってください」でも十分丁寧ですが、さらに丁寧にするならこの言い方が強いです。
✅ さらに丁寧(目上・取引先向け)
- どうぞお大事になさってくださいませ
- 一日も早いご回復をお祈り申し上げます
- くれぐれもご無理なさらないでくださいませ
✅ 少し軽め(社内・同僚向け)
- ご無理なさらず、ゆっくり休んでください
- 回復されたらまたお願いします
「お大事になさってください」はいつまで使える?
これも地味に迷うポイントですが、
✅ 体調不良の“最中”〜回復途中まで
に使うのが自然です。
完全に治ったあとに言うなら
- その後お加減はいかがでしょうか
- ご体調は回復されましたでしょうか
の方が適切です。
よくある質問(FAQ)
Q1:メールの結びに入れてもOK?
OKです。体調不良の話題がある場合は自然です。
むしろ丁寧な気遣いとして好印象になります。
Q2:「お大事になさってくださいませ」は丁寧すぎる?
丁寧すぎることはありません。
取引先や目上相手なら安心して使えます。
Q3:病気じゃなくても使っていい?
相手が「疲れている」「無理をしている」程度ならOKです。
ただし元気な相手に使うと不自然なので注意です。
まとめ|「お大事になさってください」は回復を願う敬語。目上にもOK
お大事になさってくださいは、
- 体調不良の相手に使う丁寧な気遣い表現
- 目上や取引先にも使ってOK
- 元気な人には「ご自愛ください」の方が自然
- メールの結びにも使える
というのが正しい使い方です。
迷ったら、
✅ 体調が悪い相手 → お大事になさってください
✅ 元気な相手 → ご自愛ください
で覚えれば失敗しません。
👉「ご自愛ください」と「お大事になさってください」は似ていますが、使う場面が異なります(予防/回復)。→ ご自愛くださいの意味と使い方|目上に使える?言い換えも解説
