春になって暖かくなってきたと思ったのに、急に寒くなる日が続く…。
そんなときによく聞く言葉が 「寒の戻り」 です。
ニュースや天気予報でも頻繁に出てくる一方で、
- 寒の戻りって正確にはどういう意味?
- いつ使う言葉?
- 「春寒」「花冷え」「余寒」と何が違う?
- 文章で使っても大丈夫?
と迷う方も多いと思います。
この記事では「寒の戻り」の意味・使い方・例文を中心に、似た言葉との違いまでわかりやすく整理します。
結論:寒の戻りとは?
寒の戻りとは、
👉 暖かくなってきた時期に、再び寒さがぶり返すこと を表す言葉です。
ポイントは「寒い」だけではなく、
✅ いったん暖かくなったのに、また寒くなる という “戻る(ぶり返す)”ニュアンス が入っていることです。
寒の戻りの読み方
「寒の戻り」は
✅ かんのもどり
と読みます。
寒の戻りの使い方(どんな場面で使う?)
寒の戻りは、主に次のような場面で使われます。
- 天気予報・ニュース
- 日常会話(「今日は寒の戻りだね」など)
- 手紙・メール(季節の話題として)
ただし、手紙やビジネス文書では「寒の戻りの候」よりも、
✅ 寒の戻りで冷え込む日が続きますが〜 のように、文章の中で自然に使う方がきれいです。
寒の戻りの例文(会話・文章で使える)
✅例文1(会話で自然)
寒の戻りで、また厚手の上着が必要になりましたね。
✅例文2(少し丁寧)
寒の戻りの影響で冷え込む日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
✅例文3(気遣いに繋げる)
寒の戻りの折、どうぞお身体を大切にお過ごしください。
✅例文4(短め)
寒の戻りにご注意ください。
寒の戻りと春寒の違い
ここが一番セットで検索されやすいポイントです
- 寒の戻り:暖かくなった後に、寒さが“戻る”(変化・現象)
- 春寒(しゅんかん):春になっても寒い(春の寒さ全般)
✅寒の戻り=「戻った」ことがポイント
✅春寒=「春なのに寒い」ことがポイント
文章でいうと、
- 寒さの“ぶり返し”を言いたい → 寒の戻り
- 春らしい時期の“寒さ”を言いたい → 春寒
が自然です。
👉関連記事:春寒と寒の戻りの違い
→ 春寒と寒の戻りの違い|意味・使う場面・余寒との使い分け
寒の戻りと花冷えの違い
花冷えも似ていますが、焦点が違います。
- 寒の戻り:暖かくなったのに寒さが戻る(現象)
- 花冷え(はなびえ):桜の頃の冷え込み(情景・季節語)
✅寒の戻り=天気の説明向き
✅花冷え=文章・情景向き
春の文章を上品にしたいなら「花冷え」が強いです。
👉関連記事:花冷えとは?
→ 花冷えとは?意味・読み方・使い方|春寒との違いと例文でわかりやすく解説(準備中)
寒の戻りと余寒の違い
余寒(よかん)も混同されやすいですが、ニュアンスは少し違います。
- 寒の戻り:暖かさの後に寒さが“戻る”(ぶり返し)
- 余寒:寒さが“残っている”(名残・余韻)
✅寒の戻り=変化を表す
✅余寒=残りの寒さを表す
という違いです。
👉関連記事:余寒とは?
→ 余寒とは?意味・使い方・例文|残寒・立春との違いも解説
「三寒四温」との違いも押さえると季節語が整理できる
寒の戻りは「一時的に寒さが戻る」ですが、春先は寒暖差そのものを表す「三寒四温」もよく使われます。
- 寒の戻り:暖かい→寒い(ぶり返し)
- 三寒四温:寒い日と暖かい日が交互に来る(繰り返し)
👉関連記事:三寒四温とは?
→ 三寒四温とは?意味・使う時期・使い方|季語?例文と注意点まで解説
寒の戻りは季語?(季節語としての位置づけ)
寒の戻りは、季節感のある言葉として使われますが、文章では「季語」かどうかよりも、
✅ 春先に寒さがぶり返した状況を表す言葉
として覚えると使いやすいです。
特に、会話・ニュース・日常文の中で自然に使われることが多い表現です。
関連記事
寒の戻り以外にも、春先は似た言葉が多くて迷いがちです。
→ 3月の季語まとめ|上旬・中旬・下旬の季節語一覧と意味・使い分け【例文つき】
まとめ|寒の戻りは「暖かさの後に寒さがぶり返す」こと
寒の戻りは、春先にいったん暖かくなった後で、再び寒さが戻る現象を表す言葉です。
- 寒の戻り:寒さが“戻る”
- 春寒:春なのに寒い
- 花冷え:桜の頃の冷え込み
- 余寒:寒さの名残
この違いを押さえると、春の文章が一気に書きやすくなります
