ビジネスメールでよく使う「お願いします」と「お願い申し上げます」。
どちらも正しそうに見えますが、使い分けを間違えると失礼・不自然に見えることがあります。
この記事では、
- それぞれの意味と敬語レベル
- 使うべき相手・シーン
- そのまま使える例文
を分かりやすく解説します。
「お願いします」と「お願い申し上げます」の違い【結論】
結論から言うと、違いは 丁寧さの度合い です。
| 表現 | 丁寧度 | 主な使用シーン |
|---|---|---|
| お願いします | 標準 | 社内・日常的な取引先 |
| お願い申し上げます | 非常に丁寧 | 社外・目上・改まった場面 |
「お願いします」の意味と使い方
特徴
- 丁寧だが、堅すぎない
- ビジネスでも日常会話でも使える
- 社内・同僚・慣れた取引先向け
例文(ビジネスメール)
お手数ですが、ご確認をお願いします。
引き続きよろしくお願いします。
注意点
❌ 社外の重要な依頼で多用すると、
→ やや軽い印象になることがあります。
「お願い申し上げます」の意味と使い方
特徴
- 「申し上げる」は謙譲語
- 非常に丁寧で改まった表現
- 初取引・目上・フォーマルな場面向け
例文(社外向け)
何卒ご検討のほど、お願い申し上げます。
今後とも変わらぬお引き立てを賜りますよう、お願い申し上げます。
注意点
- 社内で使うと 堅すぎて距離感が出る
- 1通のメールで多用しない
使い分けの判断基準(迷ったらここ)
次の3点で判断すると失敗しません。
① 相手は社外?社内?
- 社内 → お願いします
- 社外 → お願い申し上げます
② 初めて or 重要な依頼?
- 初取引・重要 → お願い申し上げます
- 日常業務 → お願いします
③ メール全体のトーンは?
- かしこまっている → お願い申し上げます
- 普段使い → お願いします
【シーン別】正しい使い分け例
社外(取引先・顧客)
恐れ入りますが、ご確認のほどお願い申し上げます。
社内(上司・同僚)
お手数ですが、ご確認をお願いします。
退職・引き継ぎメール(社外)
今後とも後任〇〇をよろしくお願い申し上げます。
よくあるNG例
❌ 「お願いします」と「お願い申し上げます」を混在させる
❌ 社内メールで「お願い申し上げます」を連発
❌ 軽い依頼に過剰な敬語を使う
👉 丁寧すぎ=正解ではありません
言い換え表現も覚えておくと便利
- ご確認ください
- ご対応いただけますと幸いです
- ご一読いただけますでしょうか
※ 強さ・丁寧さを調整できます。
👉「ご対応ください」の言い換え表現と使い分け方法(準備中)
👉「ご確認いただけますと幸いです」の正しい使い方(準備中)
まとめ|基本は「お願いします」、改まるなら「お願い申し上げます」
- 日常・社内 → お願いします
- 社外・重要 → お願い申し上げます
この使い分けができれば、ビジネスメールの印象は確実に良くなります。
