晩冬と残冬の違い|意味・使う時期・季語としての使い分けと例文

スポンサーリンク

「晩冬(ばんとう)」と「残冬(ざんとう)」は、どちらも冬の終わりを表す言葉です。

ただ、似ている分だけ

  • どっちを使うのが正しい?
  • 文章で使うならどんな場面?
  • 余寒(よかん)や春寒(しゅんかん)とはどう違う?

と迷いやすいですよね。

この記事では、晩冬と残冬の違いを中心に、意味・時期・ニュアンス・例文まで整理して解説します。


スポンサーリンク
スポンサーリンク

結論:晩冬と残冬の違い(簡単まとめ)

最初に結論からまとめます。

  • 晩冬:冬の終わりごろ(季節としての「終盤」)
  • 残冬:冬がまだ残っている(春に近いのに「名残の冬」)

つまり

晩冬=冬の終わり(時期の区切り)
残冬=残っている冬(名残の感じ)

という違いです。


スポンサーリンク

晩冬とは?意味と使う時期

晩冬(ばんとう)は、

👉 冬の終わりごろ
を表す言葉です。

「晩」は「遅い・終わり」という意味を持つため、晩冬には

  • 冬が終盤に入った
  • もうすぐ春が来そう

という季節の区切りのニュアンスがあります。

文章では「晩冬の候」のように、時候の挨拶としても使われます。


スポンサーリンク

残冬とは?意味と使う時期

残冬(ざんとう)は、

👉 冬がまだ残っていること(冬の名残)
を表す言葉です。

「残」という字が入っている通り、

  • 春が近いのに寒さが残っている
  • 冬が名残惜しく残っている

という感覚が含まれます。

晩冬よりも、春の気配が見え始めた時期の「残る寒さ」に寄りやすいのが特徴です。


スポンサーリンク

【比較表】晩冬と残冬の使い分け

違いを表にすると判断が早くなります。

晩冬(ばんとう)

  • 意味:冬の終わりごろ
  • 注目している点:季節の「終盤」
  • ニュアンス:季節区分っぽい/やや客観的
  • 文章での使い方:晩冬の候、晩冬の寒さ など

残冬(ざんとう)

  • 意味:冬がまだ残っている
  • 注目している点:冬の「名残」
  • ニュアンス:余韻・残り香がある/やや情緒的
  • 文章での使い方:残冬の候、残冬の冷え込み など

スポンサーリンク

「晩冬の候」と「残冬の候」どっちが自然?

どちらも時候の挨拶として使えますが、使い分けの目安はこうです。

  • 晩冬の候:冬の終盤に入ったことを伝える(季節の区切り)
  • 残冬の候:春が近いのに寒さが残ることを伝える(名残の冬)

「春の気配」を感じさせたいなら、残冬のほうが合いやすいです。


スポンサーリンク

余寒・春寒との違いも押さえると迷わない

晩冬・残冬と一緒に出てきやすいのが「余寒」「春寒」です。

ここも一緒に整理すると、文章が作りやすくなります。

余寒とは?

余寒(よかん)は、

👉 立春を過ぎても残る寒さ

を表す言葉です。

季節の区切り(立春)をまたいでいるのが特徴です。

余寒とは?意味・使う時期・残寒との違いをわかりやすく解説


春寒とは?

春寒(しゅんかん)は、

👉 春になったのに寒いこと(春の寒さ)

を表します。

余寒よりも「春っぽさ」を含むのが特徴です。

春寒と寒の戻りの違い|意味・使う時期・余寒との使い分けと例文


スポンサーリンク

【例文】晩冬の使い方(文章に入れやすい)

例文1(丁寧・手紙向き)

晩冬の折、皆様におかれましてはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。

例文2(少し柔らかい)

晩冬とはいえ、朝晩の冷え込みが続いております。


スポンサーリンク

【例文】残冬の使い方(春の気配を出したいとき)

例文1(丁寧・手紙向き)

残冬の候、皆様におかれましてはお変わりなくお過ごしのことと存じます。

例文2(気遣い)

残冬の寒さ厳しき折、どうぞご自愛ください。

👉「ご自愛ください」の使い分けはこちら
ご自愛くださいの意味と使い方|目上に使える?言い換えも解説


スポンサーリンク

よくある誤用:こんな時は注意

❌晩冬を「春の寒さ」として使う

晩冬は「冬の終盤」なので、春になった前提で寒さを表すなら「春寒」のほうが自然です。

❌残冬を「冬の最盛期」に使う

残冬は「残る冬」=春に近い時期の表現なので、真冬(12月〜1月)には合いにくいです。


スポンサーリンク

2月の季語・季節表現をまとめて見たい人へ

晩冬・残冬・余寒・春寒などは、2月〜3月に特に混ざって迷いやすい言葉です。

2月の季語を一覧で確認したい方はこちら。
2月の季語まとめ|立春・余寒・早春・向春・残寒の意味と使い分け


スポンサーリンク

ビジネス向け/一般向けの文例を探している方へ

「晩冬の候」「残冬の候」を実際に挨拶文で使いたい場合は、目的別の文例を見るのが早いです。


スポンサーリンク

まとめ|晩冬は「冬の終盤」、残冬は「冬の名残」

最後にもう一度まとめます。

  • 晩冬:冬の終わりごろ(季節の終盤)
  • 残冬:冬がまだ残っている(春が近い名残の冬)

文章で「冬の終わり」を伝えるなら晩冬、「春が近いのに寒さが残る」ニュアンスを出したいなら残冬が便利です。

タイトルとURLをコピーしました