何かを断るときに、
- 辞退がいいのか
- 遠慮のほうが柔らかいのか
迷った経験はありませんか?
特に送別会・飲み会・依頼・申し出などでは、言葉選びひとつで印象が大きく変わるため、この2語の違いはとても重要です。
この記事では、「辞退」「遠慮」の意味の違い・使い分け・失礼にならない例文を初めての方にもわかるように解説します。
先に結論|大きな違いは「はっきり断る」か「やんわり控える」か
最初に結論をまとめると、次の違いがあります。
- 辞退:申し出を正式に断る
- 遠慮:相手を立てつつやんわり控える
どちらも「断る」意味ですが、強さ・丁寧さ・使う場面が異なります。
「辞退」とは?|意味とニュアンス
辞退の意味
辞退(じたい)とは、
相手からの申し出・提案・勧めを、受けずに断ること
という意味です。
辞退の特徴
- 意思がはっきりしている
- 改まった・フォーマルな表現
- ビジネス・公的な場面でよく使われる
辞退を使う場面の例
- 送別会を辞退する
- 内定・役職を辞退する
- 依頼・申し出を辞退する
辞退の例文
お心遣いありがとうございます。
大変ありがたいのですが、今回は送別会は辞退させていただければと思います。
「遠慮」とは?|意味とニュアンス
遠慮の意味
遠慮(えんりょ)とは、
相手の気持ちや立場を考えて、自分の行動を控えること
という意味です。
遠慮の特徴
- やわらかい・控えめ
- 相手への配慮が強い
- 日常会話でもよく使われる
遠慮を使う場面の例
- 今回は遠慮します
- お気遣いなく、遠慮します
- 遠慮させていただきます
遠慮の例文
お気遣いいただきありがとうございます。
大変ありがたいのですが、今回は遠慮させていただければと思います。
一目でわかる|「辞退」と「遠慮」の違い表
| 項目 | 辞退 | 遠慮 |
|---|---|---|
| 意味 | 申し出を断る | 控える・差し控える |
| 強さ | やや強め | とてもやわらかい |
| 印象 | 改まっている | 思いやりがある |
| 使用場面 | ビジネス・公的 | 日常・カジュアル |
| 送別会 | ○(正式) | ◎(角が立ちにくい) |
どっちを使うべき?場面別の使い分け
① 送別会・飲み会を断るとき
→ 遠慮が無難
理由:相手の好意を立てつつ断れるため、気まずくなりにくい。
例
今回は遠慮させてください。
② ビジネスの申し出・正式な場面
→ 辞退が適切
理由:曖昧さがなく、相手にも判断しやすい。
例
今回は辞退させていただきます。
③ 迷ったとき
→ 遠慮を選ぶと安全
特に人間関係を重視したい場面では、「遠慮」のほうがトラブルになりにくいです。
「辞退させていただきます」「遠慮させていただきます」は失礼?
どちらも 正しい敬語で、失礼ではありません。
ただし印象は異なります。
- 辞退させていただきます
→ 丁寧・やや事務的 - 遠慮させていただきます
→ 丁寧・やわらかい
送別会や私的な場面では、「遠慮させていただきます」のほうが好印象になりやすいです。
よくある誤解・注意点
❌ 辞退=冷たい?
→ いいえ。
ビジネスではむしろ適切な場合が多いです。
❌ 遠慮=本当は行きたい?
→ 文脈次第。
断りたい意思は十分に伝わります。
❌ どちらも使うと失礼?
→ 失礼ではありません。
場面に合っているかが大切です。
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この違いを理解した上で、具体例も確認すると安心です。
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まとめ|迷ったら「遠慮」、正式なら「辞退」
最後にポイントを整理します。
- 辞退:はっきり・正式に断る
- 遠慮:やさしく・配慮して断る
- 人間関係重視 → 遠慮
- ビジネス・公的 → 辞退
この違いを知っておくだけで、断る場面でのストレスはかなり減ります。
