退職通知書や人事異動の書類を作成していて、「3月31日付」と「3月31日付き」どちらが正しいのか迷ったことはありませんか。
特に年度末は、
- 退職
- 契約終了
- 異動・組織改編
が集中するため、日付表記のミスは非常に起こりやすいポイントです。
この記事では、
- 「3月31日付」と「3月31日付き」の意味の違い
- 退職日・契約終了日での正解表記
- 実務で使える具体例・NG例
をわかりやすく解説します。
※ 日付表記の基本はこちら
👉 「4月1日付」と「4月1日付き」の違い
👉 「付き」と「付」の違いと正しい使い分け
結論|退職日・終了日を示すなら「3月31日付」
まず結論です。
| 表現 | 正誤 | 理由 |
|---|---|---|
| 3月31日付 | ✅ 正しい | 日付・効力日を示す正式表記 |
| 3月31日付き | ❌ 原則NG | 日付には使わない |
👉 退職・契約終了・辞令では「付」が正解です。
「3月31日付」の意味
意味
「その日をもって効力が終了する」「その日付として扱う」という意味。
よく使われる場面
- 退職日
- 契約終了日
- 辞令・通知書
退職日での正しい使い方
正しい例
2026年3月31日付で退職する。
3月31日付退職とする。
退職日は3月31日付とする。
👉 在籍最終日=3月31日付という意味になります。
「3月31日付き」がNGな理由
「付き」は 状態・属性が備わっていることを表す言葉です。
「付き」が正しく使われる例
- 保証付き商品
- 条件付き承認
- 特典付きプラン
一方、日付は 状態ではなく、基準・区切り・行為を示すもの。
そのため、
3月31日付きで退職
は、日本語として不自然になります。
例外|「日付付き」は使える
「付き」が完全に使えないわけではありません。
正しい例(属性としての日付)
日付付きの退職届
日付付き書類を提出してください。
この場合は「日付が書かれている」という属性を示しているため、「付き」が使えます。
契約終了日の正しい書き方
契約書での例文
本契約は、2026年3月31日付で終了する。
契約期間は2025年4月1日から2026年3月31日までとする。
👉 契約終了日は必ず「付」
「3月31日付」と「4月1日付」の関係(重要)
実務ではこの2つはセットです。
| 内容 | 正しい表記 |
|---|---|
| 退職 | 3月31日付 |
| 入社・異動 | 4月1日付 |
👉 年度切替の基本ルール
よくあるNG例(注意)
❌ 3月31日付きで退職
❌ 3月31日付きの退職通知
❌ 3月31日付き契約終了
⭕ 3月31日付で退職
⭕ 3月31日付の退職通知
⭕ 3月31日付契約終了
迷ったときの簡単チェック
- 効力が切れる日? →「付」
- 日付が書いてある状態? →「付き」
FAQ(よくある質問)
Q1. 3月31日が最終出社日=退職日?
A. 多くの場合、最終出社日=3月31日付退職です。
ただし、就業規則によって異なる場合があります。
Q2. 「3月31日退職」と「3月31日付退職」は違う?
A. 意味はほぼ同じですが、正式文書では「付」を入れるのが一般的です。
まとめ
- 3月31日付:退職日・契約終了日
- 3月31日付き:原則NG
- 日付付き書類:属性表現としてOK
このルールを押さえておけば、年度末の人事・契約書で迷うことはなくなります。
