ビジネスメールの冒頭で
「平素よりお世話になっております」
「いつもお世話になっております」
どちらを使えばよいのか、迷ったことはありませんか。
どちらも間違いではありませんが、相手や場面によって適切な表現は異なります。
この記事では、
- 「平素より」と「いつも」の意味の違い
- 社外・社内メールでの正しい使い分け
- そのまま使える例文
をまとめて解説します。
※ 表記で迷いやすい言葉は
👉 「何時も」と「いつも」の違いと正しい使い分け
👉 「気を使う」と「気を遣う」の違いと使い分け
もあわせて確認すると、文章の印象が整います。
結論|迷ったらこの基準
まずは結論です。
| 表現 | 向いている場面 |
|---|---|
| 平素より | 社外・取引先・改まった文書 |
| いつも | 社内・日常的なやり取り |
👉 フォーマル度で使い分けるのが正解です。
「平素より」の意味と特徴
意味
「日頃から」「常日頃より」という意味の、改まった表現です。
特徴
- 文章語・書き言葉
- フォーマル度が高い
- 社外・取引先向けに最適
使用例
平素より大変お世話になっております。
平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
👉 ビジネスメールの冒頭定型文として非常に一般的です。
「いつも」の意味と特徴
意味
「普段から」「常に」という意味の副詞。
特徴
- 話し言葉・書き言葉の両方で使用
- 親しみやすい
- 社内メール・カジュアルな文面向き
使用例
いつもお世話になっております。
いつもご協力ありがとうございます。
👉 現代のビジネスシーンでも広く使われています。
社外メールでの正しい使い分け
取引先・顧客向け(推奨)
平素よりお世話になっております。
平素より格別のご愛顧を賜り、誠にありがとうございます。
NGになりやすい例
いつもお世話になっております。(初取引・格式が必要な場面)
👉 初取引・公式性が高い場合は「平素より」が安全です。
社内メールでの使い分け
上司・同僚向け
いつもお疲れ様です。
いつもご指導いただきありがとうございます。
改まった社内文書の場合
平素より業務にご尽力いただき、感謝申し上げます。
👉 社内では 「いつも」が基本
ただし、表彰文・正式文書では「平素より」も可。
よくある間違い
❌ 混在させる
平素より、いつもお世話になっております。
👉 表現が重複し、不自然。
⭕ 正しい
平素よりお世話になっております。
または
いつもお世話になっております。
言い換え表現も覚えておくと便利
| 表現 | フォーマル度 |
|---|---|
| 平素より | 高 |
| 日頃より | 中 |
| 常日頃より | やや高 |
| いつも | 低〜中 |
例:
日頃よりご協力いただき、誠にありがとうございます。
FAQ|よくある質問
Q1. 取引先に「いつも」は失礼ですか?
A. 失礼ではありませんが、改まった文書では「平素より」の方が無難です。
Q2. 社内メールで「平素より」は硬すぎますか?
A. 日常メールでは硬めですが、正式文書では問題ありません。
Q3. 初めて送る相手にはどちらがいい?
A. 原則として「平素より」を使用しましょう。
まとめ
- 平素より:社外・改まった文書向き
- いつも:社内・日常的なやり取り向き
- 混在させず、文面全体で統一
挨拶文を正しく使い分けるだけで、ビジネスメールの印象は大きく変わります。
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👉 「気を使う」と「気を遣う」の違いと使い分け
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