日常会話や文章、ビジネスメールを書くときに「何時も」と「いつも」、どちらが正しいのか 迷ったことはありませんか。
特に
「(何時も/いつも)お世話になっております」
のような定型文では、表記ミスが気になる場面も多いでしょう。
この記事では、
- 「何時も」「いつも」の違い
- 現代文・ビジネス文書での正解表記
- そのまま使える例文50選
をまとめて解説します。
※ 間違えやすい日本語表現は
👉 「気を使う」と「気を遣う」の違いと使い分け
👉 「します」と「いたします」の正しい使い分け(準備中)
とあわせて確認すると、文章の印象が安定します。
結論|現代文では「いつも」が基本
まず結論です。
| 表記 | 現代文での扱い |
|---|---|
| いつも | ✅ 正しい・標準 |
| 何時も | △ 古風・限定的 |
👉 現代の文章・ビジネス文書では「いつも」を使うのが正解です。
「何時も」と「いつも」の意味の違い
いつも(副詞)
- 常に・普段から・繰り返し
- ひらがな表記が原則
例:
いつもありがとうございます。
何時(なんじ)
- 時刻を表す疑問詞
例:
今、何時(なんじ)ですか?
❌ 副詞の意味で「何時(いつ)も」と書くのは誤りです。
ビジネスメールでの正しい使い方【例文】
冒頭あいさつ(定型)
いつもお世話になっております。(推奨)
何時もお世話になっております。(古風・非推奨)
社内メール
いつもご対応ありがとうございます。
いつもお疲れ様です。
取引先へのお礼
いつもご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
👉 ビジネスでは「いつも」が完全に主流です。
公用文・契約書での扱い
公的文書・契約書では「いつも」自体を使わないケースが多く、次の表現に言い換えます。
| 表現 | 用途 |
|---|---|
| 常に | 契約書 |
| 恒常的に | 公的文書 |
| 継続的に | 法的文書 |
| 日常的に | 報告書 |
例:
当事者は常に誠実に対応するものとする。
「何時も」を使ってよい特殊なケース
以下の場合のみ、限定的に許容されます。
- 古風な手紙・挨拶状
- 文学作品・小説
- 表現効果を狙った文章
例:
何時も変わらぬご厚情を賜り…
👉 実務では基本的に使わないと覚えてOKです。
よくある間違い一覧
❌ 何時(いつ)もありがとうございます
⭕ いつもありがとうございます
❌ 何時でも対応可能です
⭕ いつでも対応可能です
❌ 何時までもお元気で
⭕ いつまでもお元気で
チェックリスト|迷ったらこれ
- □ ビジネスメール → いつも
- □ 社内文書 → いつも
- □ 公用文 → 常に/恒常的に
- □ 時刻 → 何時(なんじ)
まとめ
- 現代文では 「いつも」一択
- 「何時」は 時刻を表すときのみ
- フォーマル文書では 言い換え表現を使用
表記を正しくするだけで、文章の信頼感は確実に上がります。
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