ビジネスメールや会話でよく使う
- します
- いたします
一見すると丁寧さの違いだけに見えますが、実は敬語の種類そのものが違います。
使い分けを誤ると、
- 丁寧すぎて不自然
- 上から目線に聞こえる
- 二重敬語になる
といった印象を与えることもあります。
この記事では、「します」と「いたします」の違いを、敬語の基本から実務例文まで整理します。
※ 依頼・配慮表現の基礎はこちら
▶ 「お願いできますでしょうか」「お願いしてもよろしいでしょうか」の違い
▶ 「恐れ入りますが」「恐縮ですが」の使い分け
結論|違いは「敬語の種類」
| 表現 | 敬語の種類 | 特徴 |
|---|---|---|
| します | 丁寧語 | 誰にでも使える |
| いたします | 謙譲語 | 自分の行為をへりくだる |
👉 目上・取引先には「いたします」が基本
「します」の意味と使い方
意味
動作を丁寧に述べる表現。
相手の立場は考慮しない。
使う場面
- 社内(同僚・部下)
- カジュアルな業務連絡
- 一般的な説明
例文
本日中に確認します。
後ほど連絡します。
👉 フラットで無難
「いたします」の意味と使い方
意味
自分の行為をへりくだって表現する謙譲語。
使う場面
- 上司
- 取引先
- 顧客
- 社外メール
例文
本日中に確認いたします。
後ほどご連絡いたします。
👉 相手を立てる表現
ビジネスメールでの正しい使い分け
社内メール(同僚)
資料を修正します。
上司・取引先
資料を修正いたします。
よくあるNG例
❌ 二重敬語
ご説明させていただきます。
(※過剰になりやすい)
❌ 相手の行為に「いたします」を使う
ご確認いたしますか?(×)
👉 「いたします」は自分専用
迷ったときの判断基準
- 自分がする行為?
→ いたします - 同僚・部下向け?
→ します - 社外・目上?
→ いたします
FAQ
Q1. 「します」を使うのは失礼?
A. 失礼ではありませんが、社外ではややカジュアルです。
Q2. 全部「いたします」でいい?
A. 社内では不自然になることがあります。
まとめ
- します:丁寧語(フラット)
- いたします:謙譲語(へりくだる)
- ビジネスでは相手との関係性で使い分ける
