ビジネスメールで断りや欠席を伝えるとき、よく使われるのが
- あいにく
- 生憎
という言葉です。
意味は同じですが、いざ文章にすると
- ひらがなで「あいにく」と書くべき?
- 漢字で「生憎」と書いた方が丁寧?
- どっちがビジネス向き?
と迷う方も多いと思います。
この記事では、「あいにく/生憎」の違いを整理しながら、ビジネスメールで失礼にならない書き方と、すぐ使える例文を紹介します。
「あいにく」と「生憎」の意味は同じ
まず結論から言うと、
✅ 「あいにく」=「生憎」
で、意味は同じです。
どちらも
- 運が悪いことに
- 残念ながら
- ちょうど都合が悪く
- 望ましくない状況で
といったニュアンスで使われます。
違いは「意味」ではなく「表記(見た目の印象)」
「あいにく」と「生憎」の違いは、意味ではなく
✅ 表記の違い(ひらがな/漢字)
です。
そしてこの表記によって、文章の雰囲気が変わります。
ビジネスメールでは「ひらがな(あいにく)」が無難
ビジネスメールでは、基本的に
✅ ひらがな表記の「あいにく」がおすすめ
です。
理由はシンプルで、漢字の「生憎」は
- 硬い印象
- 古めかしい印象
- 読みにくいと感じる人がいる
ことがあるためです。
一方で、ひらがなは
- 読みやすい
- 柔らかい
- 断り文でも角が立ちにくい
というメリットがあります。
「生憎(漢字)」を使っても間違いではない
もちろん、漢字表記の
✅ 生憎
も正しい日本語です。
ただしビジネス文章では、相手や文体によっては「硬め」に感じることがあります。
「生憎」が向いているケース(目安)
- かたい文章(お知らせ文・通知文など)
- 文体全体が漢字多めで統一されている
- フォーマルな手紙・挨拶文
ただし、無理に使う必要はありません。
「あいにく」を使うときの注意点(断りが冷たくならないコツ)
「あいにく」は便利ですが、文章によっては
あいにく参加できません。
のように、少し冷たく見えることがあります。
そこでおすすめなのが、クッション言葉と感謝をセットで使うことです。
✅ おすすめの型
お礼 → あいにく → 断り → 一言フォロー
例)
お誘いいただきありがとうございます。
あいにく都合がつかず、今回は参加できません。
また別の機会にぜひお願いいたします。
【例文】送別会・飲み会を断るときの「あいにく」(ひらがな推奨)
例文1:送別会をやんわり断る(定番)
お声がけいただきありがとうございます。
あいにく先約があり、今回は参加できません。
またの機会にぜひお願いいたします。
👉送別会の断りメール例文をもっと見たい方はこちら。
➡自分の送別会を断るメール例文まとめ(ビジネス向け)(準備中)
➡自分の送別会を断るメール例文まとめ(一般向け)(準備中)
例文2:「辞退」を使って丁寧に整える
送別会のお心遣い、誠にありがとうございます。
あいにく都合がつかず、今回は辞退いたします。
「辞退」と「欠席」の違いはこちら。
👉「辞退」「欠席」の違い|意味・使い分け・例文
例文3:「遠慮させていただきます」で柔らかく
お誘いいただきありがとうございます。
あいにく予定があり、今回は遠慮させていただきます。
この表現が失礼か不安な方はこちら。
👉「遠慮させていただきます」は失礼?意味・使い方・言い換え
【例文】会議・打ち合わせを欠席するときの「あいにく」
例文1:会議を欠席する(上司・他部署向け)
お疲れさまです。
あいにく所用があり、本日の会議は欠席いたします。
何卒よろしくお願いいたします。
「欠席します」と「欠席いたします」の違いはこちら。
👉「欠席します」「欠席いたします」の違い
例文2:欠席+フォローを入れる
恐れ入りますが、あいにく都合がつかず本日の打ち合わせは欠席いたします。
議事録を共有いただけますと幸いです。
「恐れ入りますが/恐縮ですが」の違いも便利です。
👉「恐れ入ります」「恐縮ですが」の違い・使い分け
【例文】依頼を断るときの「あいにく」(冷たくしない書き方)
例文1:依頼を断る(丁寧・社外向け)
このたびはご依頼いただきありがとうございます。
あいにく現在対応が難しく、今回はお断りいたします。
何卒ご理解いただけますと幸いです。
「辞退いたします/お断りいたします」の違いはこちら。
👉「辞退いたします」「お断りいたします」の違い
例文2:硬すぎない断り方
お声がけいただきありがとうございます。
あいにく都合がつかず、今回は参加できません。
また別の機会にお願いいたします。
「参加できません/参加いたしかねます」の違いはこちら。
👉「参加できません」「参加いたしかねます」の違い
まとめ|迷ったら「ひらがな(あいにく)」が読みやすくて無難
- あいにくと生憎は意味は同じ
- 違いは「表記」だけ
- ビジネスメールでは ひらがなの「あいにく」 が無難
- 漢字の「生憎」も誤りではないが、硬く見えることがある
- 断り文では「お礼+フォロー」を添えると印象が良い
文章の印象は小さな表記で変わります。
迷ったときは「読みやすさ優先」で「あいにく」を選ぶのがおすすめです。
